クリスチャニア


先日、ハーベスタというフェスにフェスに参加して、いちばん感激したのは、


ふらふらっと回ってるときに見つけた雑貨屋さんに、









クリスチャニアのステッカーが売ってたこと。















日本で知っている人なんてほとんどいないと思ってたので、






偶然に見つけて感激して、お店の人と意気投合しました。








まあ、それでクリスチャニアとはどんなとこなのかってことを、


ちょっと自分なりにまとめてみようかなと思います。


なんで黄色いバッジ3個なのかなって思った人もいるだろうし、



どんなとこなのかなって、ちょっと紹介できたらなと思いました。








クリスチャニアは、住民たちが共同で自主的に管理するコミュニティであり、


1000人くらいの人がその中にくらしている自治体のような場所です。






のような場所、というのは、もともと正式な自治体ではなく、




もともと国の軍隊の土地なんですが、使用されず空き地となっていて、土地の利用方法を議論していたときに、




そこを70年代のデンマークの社会不安と、ヒッピー運動が重なり、




住民が勝手に占拠し、自分たちの街として街をつくって住みはじめ、



自分たちで法律をつくり、国の法律を一部無視して、ルールを決めたりし、



その中には、なんといっても豊かな自然、それから低価格な保育園やアーティストのギャラリー、


へんてこで面白い建築、カフェやバー、レストラン、イベントホール、公衆浴場、



雑貨屋さん、それからエコへの取り組み、自治区内のごみの分別の徹底、



デンマークフリーチベット活動の拠点、アーティストの活動拠点、



デンマーク中で人気のクリスチャニアバイク販売、失業者がはたらける、



ヒッピーが群れる、地域通貨の実践、などなど








それからまだ実現していないけど、今後目指したいのは、アーティストのための大学や、


バックパッカー用の安宿などもつくりたいとのこと。













その他、クリスチャニアができた背景とかいまの位置づけとか、



めちゃめちゃ面白い話がたくさんあるのですが。



特に、あのコミュニティがその設立背景ゆえに非常に政治的であることと、



まさかの都心から15分という驚異のアクセスと

年100万人が訪れる観光地として成功しているところが、



なんとも面白いなあと思ってしまいます。



実際に行ってみるのが一番だけどね。









こんなテレビ番組があったようです。


無法地帯だとか犯罪者の拠点だとかいろいろ言われているのも事実で、



まあ国の法律無視して大麻を売買しているのは事実だし、



ちょっと見渡せば70近いおばあちゃんなんかが、レモンに挿して吸ってたりするし




まともじゃないってイメージは事実かと思いますが






クリスチャニアを愛してやまず、




ぼくは1年間のデンマーク滞在中に、合計5回くらい行っていて








夏は友達たちと、お酒と音楽もってのんびりくつろぎに行ったり





冬は雪景色を見に散歩したり、クリスマスマーケットのぞいたり、お土産買ったり
















あんな場所を東京につくったらおもしろいよなって思う。










おもしれえなって思う人いたら一緒にやろうよ。












あ、その雑貨屋さんは、下北沢にお店があるんだって。





今度行こう。わくわく。









参考に、自分の友人、というか知人が素敵なブログにまとめてます。
デザインと建築の会社を興したあむさんという人です。
http://isoamu.exblog.jp/13543909